私の奥さんが退職をきっかけに家計簿をつけ始めると言っていたので様子を見ていたところ、紙のノートに家計簿をつけていました(自作)。
何となく続かない予感がしたので(飽き性)、Notionで家計簿を作って使ってもらったところ、とても気に入って使い続けてくれています。
続けてもらうために内容はとてもシンプルにしていますが、まず使い始めてみるにはちょうど良い内容になっていると思います。
この記事では、家計簿を作る際に考えたこと(使い続けてもらうためのポイント)、内容の紹介、テンプレートの配布をしています。
実際の家計簿(紙ノートとNotion)
紙ノートの家計簿
奥さんが作った自作の家計簿は以下です。
構成はシンプルで、「食費」と「生活用品」と「自分の物」の3つに分割して記録しています。
3つに絞ってカテゴリを分けているのは、管理しやすく使いやすいと思います。
手書きの家計簿のメリットは、
- シンプルで使いやすい
- 全体を俯瞰して見やすい
手書きの家計簿のデメリットは、
- 集計が面倒
- 新しいページになるたびに線を引くのが面倒
- カテゴリを増やそうと思っても限界がある(レイアウトも崩れる)
- 手元にノートがあるときでなければ、記録が出来ない
Notion【テンプレート配布】
私が作ったNotionの家計簿は以下です。
家計簿はテンプレートとして公開していますので、ぜひ見てください。
複製もできますので、気に入れば自分用にカスタマイズして使ってください!
Notionの家計簿のメリットは、
- スマホでいつでも簡単に入力ができる
- 集計が自動
- 項目別、月別、今までのトータル、カレンダー形式など、様々な形式で確認できる
- タグを途中で増やしても管理が簡単
- PCやスマホなど、複数のデバイスで確認、編集ができる
- 家族と共有ができる
Notionの家計簿のデメリットは、
- 多機能なので、凝りすぎると複雑になる
- スマホやPCが苦手な人にはハードルが高い
奥さんはスマホを常に触っているので、Notionとの相性がいいと感じました。
また、多機能にしすぎると使ってくれなくなりそうなので、出来るだけシンプルに作ることにしました。
内容
新規の入力
右上の「新規」をクリックすると、新しい項目を入力できます。
新規をクリックすると、以下の画面になります。
ゆうこは奥さんの名前(仮名)で、奥さんの物ということです。
- 項目名
- 日付
- 金額
- カテゴリ(食費、生活費、ゆうこの物)
家計簿の確認
カテゴリ別に家計簿を確認できます。
新規入力をすると、自動で振り分けられます。
今月分のみ、表示するように設定しています。
今月分の全ての家計簿もまとめて確認できます。
カレンダー形式でも見ることができます。
今までのすべての家計簿を見ることもできます。
過去の月別の家計簿を確認したい場合のフィルタの掛け方もメモしています。
今月の家計簿を自動表示する方法
今回紹介した家計簿はシンプルで作り方は簡単ですが、今月の家計簿を自動表示する部分のみ、関数を使って少し工夫しています。
大元のデータベースで「月」という列を作って、プロパティを「関数」にします。
関数の内容は以下です。
formatDate(prop("日付"), "YYYY-MM") == formatDate(now(), "YYYY-MM")
「今日の日付」と入力した「日付」列の日付の年月が同じの場合は、チェックボックスにチェックが入ります。
この記事を書いているのが2022年の3月12日ですが、試しに2月の日付を入れた項目を見てみるとチェックは入っておらず、3月の項目には全てチェックが入っています。
あとは家計簿のページでフィルタを選択して以下のように設定すれば、自動で今月の家計簿が表示できます。
Notionを使いこなすためにおすすめの本
Notionの使い方や活用例についてもっと詳しく知りたいという方は「はじめるNotion」がおすすめです。
著者は日本で数人しかいないNotion公式アンバサダーのまみぞう氏です。
フルカラーで写真や図解が多く、解説がとても丁寧なので、Notionの使い方が全く分からないという方にも自信を持ってオススメできる一冊です。
また、Notionのおすすめ書籍・Udemy講座をレベル別(初心者・中級者・番外編)にまとめてみました。
Notionのことをもっと詳しくなりたいという方は参考にしてみてください!